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zoom RSS 静岡の模型文化(今井科学という会社)

<<   作成日時 : 2017/04/18 20:37   >>

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静岡の中部地区は、昔から木工技術が発達していたところで、それが派生して模型製品(木製・ブリキ・プラスチック)も多く作れるようになった。勿論、日本一のプラモ生産県・・・、恐らく世界一かも知れない。

 会社も、タミヤ・ハセガワ・青島文化教材・ウッディジョー等々、個性的な模型メーカーが今も生産を続けている。

 そんな中、静岡の模型メーカーに、今井科学という会社が存在していた。 今井科学は東京タワー開業以前に木製のタワー模型をヒットさせ、その勢いで当時テレビで大人気だった「鉄人28号」を世に出し、なんと500万台をうりあげた。

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 その後、これも大ヒットとなった「サンダーバード」シリーズを手掛け、キャラクターモノの今井として他の追随を許さない確固たる地位を築いた。プラモデル遊びをあまりしなかった私も、サンダーバードシリーズのうちもっと人気の有った2号は作った覚えがある。

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 昨日(私はテレビ神奈川でみています)の静岡朝日テレビ制作の「ションナイTV」は、その今井科学の特集であった。この番組は、大阪・名古屋や札幌の放送局のように全国を意識した内容に捕らわれること無く、純粋に静岡ローカルの話題しか取り上げないのにも関わらず、ピエール瀧さんの鋭いツッコミと天然キャラの局アナ広瀬さんの絶妙の掛け合い?で、今では13局でネットしている番組である。

 今井科学は、サンダーバードの大ヒットに気をよくして「キャプテン・スカーレット」や「マイティー・ジョー」などに手を広げたが、同じ池に二匹目の泥鰌は居なかったようで、作りすぎたサンダーバードの在庫と共に会社更正法の適用となってしまった。
 しかし、再建した今井科学は、もう一つのヒット作品を出す。それまでは、既存のキャラクター商品で勝負していた今井が、今度は、マンガでもアニメでも実物のミニチュアでもない独自のキャラクター商品「ロボダッチ」を出してきたのだ。有る程度の性格付けが出来ていたキャラクターではなく、子供たちが自分達の思い入れを込めて遊べる、自由度の高いこの玩具は大ヒットした。

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 元々、独自性の高い木製飛行機模型から出発した静岡の模型産業から、時々このような静岡発のブームが生まれる。その代表格がこのロボダッチと田宮模型のミニ四駆だろう。しかし、何度ものブームを巻き起こしたミニ四駆と違って、このロボダッチは、その後の圧倒的なリアリティーとキャラクター力の差で襲ってきたガンプラ(ガンガム模型)ブームの前にあえない最期を迎えた。今井科学も、ガンダムに負けじとマクロスで対抗し、一矢を報いるが、その後が続かず、結局2002年に会社解散となった。

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 静岡模型の歴史に輝かしい光を放った今井科学・・・、有る一定の年代の男の子なら知らない人は居ないだろう。静岡の模型文化・・・、結構、深かった!

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