サントスの日記帳

アクセスカウンタ

zoom RSS 朝の倉敷。

<<   作成日時 : 2017/05/05 06:33   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

 朝早い時間の美術館。ひんやりした空気とコツコツと響く靴の音。ゆったりとしたした時間の流れ。

 そんな想像など消し飛ぶ長蛇の列!大原美術館の人気は衰えを知りませんでした。

 大学2年生の夏、この美術館で数々の名画達に出会いました。それで美術館巡りが好きになった様なもの・・・。今日も多くの人に絵との出会いを提供しているのでしょう。

 其れにしてもこの美術館を建てた大原孫三郎・・・。何と凄い人生かと感動してしまいます。大地主の三男に生まれ、東京での学生時代に放蕩の限りを尽くし、倉敷に戻されて兄二人が急逝。思ってもいない家長座が・・・。
 しかし、この男は成功して行きます。クラボウ、クラレ、中国電力、中国銀行を育て上げ、中国地方の名士となって行くのです。
 さらに、それより凄いのは、学歴の無い工員の為に高校を作り、職員の住む場所を寄宿舎から住宅にし、社員向けの病院を建て、後に市民に解放し・・・、従業員に報いる事が企業の発展に繋がる事を信じて疑わない人でした。
 そして文化事業として取り組んだのが画家の育成(本当の意味でのパトロン)と美術品の収集でした。大原美術館に入ると真っ先に支援した児島虎次郎の絵が飛び込んで来ます。

 大原美術館で、私が見た絵で先ず感動した作品はエル・グレコの「受胎告知」です。印象派前後の絵が殆どのこの美術館で、少し時代の古いこの作品ですが、そんな中にあってもこの作品の斬新さは色褪せません。こんな美の先駆者がいたからこそピカソは生まれたのかも知れません。大天使ガブリルの祝福と戸惑いがちな聖母となるマリア、その間に煌めく稲妻のような光りと飛び出す鳩の構図は、不吉と栄光という相反する未来を予感しているような気がします。一枚のカンバスに異なった次元を作り出すこの絵は、光や空間、そして時間さえも超えて行こうとしているようです。

 美術家をでると新緑の川辺に白壁の土蔵の街並み・・・、此処も一種の異次元・・・、古民家で味あうホットサンドと珈琲・・・、中々良いものです。
画像

画像

画像
画像

画像

お出迎えは児島虎次郎
画像

グレコのマドンナ・ムンクのマドンナ・・・、どちらもイイネ!
画像

画像


倉敷のビスケット屋さんが始めたカフェ・・・朝8時から営業というのが有り難い!
画像

画像

画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
朝の倉敷。 サントスの日記帳/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる