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zoom RSS 虫けら扱いをして死んだら英霊?「戦慄の記録 インパール作戦」(NHK)

<<   作成日時 : 2017/08/17 07:44   >>

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 終戦の日前後に、NHKでは毎年、中々骨太な番組が放送される。

 兵站を無視して、多くの兵を死に追いやった作戦を描いた「戦慄の記録 インパール作戦」もその一つである。

 雨季に入るまでの3週間でインドのインパールまで、補給を無視した行軍が始まる。戦線が劣勢に傾き、武器弾薬は勿論、食料も乏しい戦線で退却を進言したり実際にそう判断する将校も出始めたころ、司令官の牟田口は、

「諸君、佐藤烈兵団長は、軍命に背きコヒマ方面の戦線を放棄した。食う物がないから戦争は出来んと言って勝手に退りよった。これが皇軍か。皇軍は食う物がなくても戦いをしなければならないのだ。兵器がない、やれ弾丸がない、食う物がないなどは戦いを放棄する理由にならぬ。弾丸がなかったら銃剣があるじゃないか。銃剣がなくなれば、腕でいくんじゃ。腕もなくなったら足で蹴れ。足もやられたら口で噛みついて行け。日本男子には大和魂があるということを忘れちゃいかん。日本は神州である。神々が守って下さる…」

 と言い放ったという。しかし、それは現場の司令官の考えだけでは無かったようだ。兵は神に守られていると言うのは作戦を遂行するための方便でしかなく、実際には高級将校の多くは、兵の命など虫けらの様に考えていたようだ。

 番組の中で、最もショッキングな場面はここだ・・・

【インパール作戦司令部(第15軍)齋藤少尉の証言】

牟田口(第15軍)司令官から作戦参謀に「どのくらいの損害が出るか」と質問が有り
「ハイ、5000人殺せばとれると思います」と返事

最初は敵を5000人殺すのかと思った
それは味方の師団で5000人の損害が出るという事だった
まるで虫けらでも殺すみたいに隷下部隊の損害を表現する

参謀部の将校から
「何千人殺せばどこがとれる」という言葉をよく耳にした。

・・・・・以上番組より

 兵站を無視した「皇軍」は、インパールまでの過程で、多くの現地人から大切な家畜や作物を「調達」しながら進む。しかし、撤退命令が出ると、それもかなわなくなり、最後には友軍の死体まで食べながら逃げ惑う。撤退を始めてからの兵の死因の多くは、戦病死・餓死・自殺となる。

 今年、終戦の日、安倍の口からは、多大な損害を与えた東アジア・東南アジアの人々に対するお詫びも、無謀な作戦の基に多くの兵を「犬死」させた軍や政府のふるまいへの反省の言葉も無かった。
 一方、兵を虫けらの様に扱った高級将校も、餓死や病死に追いやられた兵も一緒くたに「英霊」と祀る神社に多くの国会議員が参拝し、安倍も・・・さすがに、近隣諸国を意識して参拝は控えたが、こそこそと代理を立てて玉串料を供えた。

 

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