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zoom RSS 感情表現から身体表現へ「ザ・カブキ」(振付:モーリス・ベジャール、東京バレエ団)

<<   作成日時 : 2017/12/27 07:17   >>

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 バレエ版の「仮名手本忠臣蔵」である。歌舞伎の演目の中で最も有名な忠臣蔵をバレエになおす・・・、外国人が無理やり白塗りにして着なれない着物を着て、中国風の音楽を付けてしまう「勘違い舞踊」が有るが・・・、この「ザ・カブキ」に関して言えばその心配はない。ベジャールの振り付けは、歌舞伎という感情表現劇を見事な身体表現に変換していた。

 但し、「仮名手本忠臣蔵」は義太夫狂言である。役者にはセリフがあり、細部の感情の起伏や物語を義太夫が補い、しっかりとした物語を紡いでゆく。一方バレエは、当然ダンサーにセリフは無い。更に、通しで演じれば一日がかりの演目を2時間ちょっとに端折ったのでは、ストーリーを追うのに無理が生じる。筋書きは事前に頭に入れておいた方が良いだろう。

 確かに、感情表現が余り出せないバレエの世界では、例えば5段目の山崎街道(私の一番好きな段だが)・・・、中村仲蔵の工夫(演出)と言われる定九郎の表情や、6段目の勘平切腹の思い入れなど、バレエでは中々表現しきれない。一方、内蔵助の気持ちが討ち入りに傾いてゆくさまを長いソロの踊りで表したり、討ち入りの群舞などは見事であった。

 歌舞伎とバレエの融合と言うより、感情表現の身体表現への転換・・・、こう思うとベジャールの振り付けは見事であった。

                                                            (テレビ鑑賞です) 

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