美しい日本語を聞きに歌舞伎座へ

今月の歌舞伎座、夜の部は泉鏡花の「天守物語」です。有り体に言えば「魔性の女の純愛物語」です。

姫路城の天守に巣くう怪異の女と侍の恋!そのもののけ・富姫を当代に並ぶもののない女形の至宝・ 坂東玉三郎さん、富姫と恋に落ちる若侍 ・姫川図書之助にこれまた当代随一(市)川の海老蔵さん、とくれば・・・、行かなければなりません。

 鏡花モノの良い処は、何と言ってもその美しい日本語!残酷に、冷たく、人間を突き放して見ていた富姫が、思いも寄らずひとに心を動かしてゆく様を、その言葉が正直に表して行く。
 ともすれば「説明的」に陥りやすい心情の吐露も、美しい日本語に乗せ、美しい玉三郎さんの口から出ると、輝きを増す。

  「天守物語」は、恐らく鏡花の戯曲の中でもかなり整理された良く出来た本であると思う。だから、100年経った今でも決して色褪せる事は無いのだろう。
 また、大和屋ご自身の演出も出色の出来栄えと言って良いし、成田屋との共演も既に場数を十分踏んでいる。

 新聞の評も良く・・・、土曜日がとても楽しみです。

歌舞伎座「七月大歌舞伎」 玉三郎の美意識 極上の天守物語(サンケイ新聞)

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140713/ent14071311400011-n1.htm

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック