時代劇復活「ふたがしら」(WOWOW)

 民放テレビドラマの世界から「連続時代劇」と云う分野が無くなって久しい。確かに、NHKは大河や○曜時代劇のなどの枠を持ってはいるが、これはNHKの仕事だ。

 民放でも、今、「信長のシェフ」という作品を京都(東映)で撮っているが、所謂「チャンバラ」では無い。長い歴史を持つ職人集団・東映京都撮影所は、今、風前の灯の様だ。

 そんな中、WOWOWが、夕べから、本格的なチャンバラ(正確には股旅ものだが)時代劇を始めた。・・・それが、中々面白い・・・、そして、何より、エンドクレジットに・・・東映京都撮影所や東映剣会(殺陣)・太秦映画村の名前があるのが嬉しい。時代劇の職人集団が住む京都撮影所・・・、仕事が無ければ、その「技」も途絶えてしまう。時代劇の伝承が細々とではあっても、繋げられることは良い事だ。

 さて、ドラマである。・・・盗賊集団「赤目」を率いる辰五郎(國村隼)が倒れる。その跡目を、甚三郎(成宮寛貴)が次ぐが、この男・・・義賊であるはずの「赤目」の頭目には相応しくない振る舞いだ。
 辰五郎の信頼を得ていた若い弁蔵(松山ケンイチ)と宗次(早乙女太一)は組を抜けて、股旅くらしをしながら「しのぎ」を続ける。

 豪放磊落な弁蔵とクールな二枚目宗次の「ふたがしら」コンビが、明確なボケとツッコミの色合いをだしていて面白い。さらに、「しのぎ」のポリシーである・・・

 「脅さず殺さず汚え金を根こそぎいただく」

 ・・・これが解りやすくて良い!

 筋は明快、アクションは伝統な「股旅風のチャンバラ」、そして、何より松山ケンイチ・早乙女太一・成宮寛貴という文句無しの「売り出し中役者」が配されているところが良い!!!
 更に、本は、劇団☆新幹線の中島 かずきの担当・・・、一本筋が通った本が出来ている。

 WOWOWのドラマが最近良い!一頃は、話題の小説を原作とはしていても、少し旬を過ぎた役者を使って、多少バランスの悪いドラマを作っていたが、この処、良い役者を使うようになった。

 このドラマが、時代劇の復活の起爆剤となってくれると嬉しい。

 
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