捏造の考古学「地の塩」(wowowドラマ)

初公開はもう一昨年の事だが、最近再放送を見た。1話1時間の4回シリーズだ。

 前・中期旧石器時代の捏造問題と言えば、東北旧石器文化研究所の所長が起こした遺物捏造事件が思い出される。

 このドラマは、その事件を基に、遺跡から「発掘」された近年の誘拐事件の遺体に関わる誘拐殺人事件を絡ませたサスペンスドラマである。

 遺物の捏造を行い、同時に遺体の発見者でも考古学者を大泉洋が熱演。
 狂気の殺人犯を板尾創路が好演している。

 遺物捏造事件だけでは中々ドラマに成り難いからそこに殺人事件を絡ませたと云う、若干安直な設定では有るが、キャストが良いと中々魅せる。

 殺人事件の件は、板尾さんの鬼気迫る演技だけで押し切っているんが、捏造事件を起こした考古学者を演じる大泉の、考古学者として自分のしてしまった事との葛藤に悩む姿が巧く描かれている。

 脇役・・・、捏造された歴史を教科書に載せてしまった事に悩む教科書編集者を演じる松雪泰子や、刑事役の田辺誠一、捏造を批判する考古学者を演じるきたろうも達者な処を見せる。

 WOWOWやテレ東のドラマは最近特に良い!視聴率を無視できるとは言わないが、20%を目指す大手と違って、5%(これも大変だが・・・)でも良いと言えるテレビ局なら、視聴者を絞り込むことが出来る。これが良いのだろう。

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