ケント・ギルバートに見るオルト・ライトが蔓延る日本

 米国は今、トランプの最後の砦と言えるオルタナ・ライトと言われる新興の右翼勢力と、それに対するカウンター勢力との対立によって国論が分かれている。

 新興と言っても主張に新たらしいものが有るわけでも、新たな思想があるのでもなく、単なる排外主義・民族主義・人種差別主義に過ぎない。公には淘汰されるべき悪しき米国のアンシャン・レジームであるが、実際には自分と違った人々を否定する事でしか拠り所を見いだせない哀れな人間は多く、完全に淘汰される事は難しい様だ。

 更に問題を難しくしているのは、その「公」には淘汰されるべき旧態依然とした勢力を、「公」の最たるものである大統領が拠り所としている点である。

 一方、我が国でも、そのオルト・ライトの信奉者となった在日米国人のケント・ギルバートなる人物の本がベストセラーとなる素地がある。恐らく、ネット右翼や差別主義者の受け売りなのであろうが、「特亜三国」という言葉を使い、「禽獣以下の中国人」「自尊心を保つためには、平気で嘘をつくのが韓国人」と、14億を上回る人間に、何の自信が有るのかレッテルを貼る人物である。これが、WACの様な馬鹿ウヨご用達の出版社から出されたのなら兎も角、講談社からだと言うのにはびっくりした。

 日本でも公には、排外主義・人種差別主義は悪しき思想となっているが、やはり隣人を貶めなければ自分の拠り所を見つけられない可哀想な人間が増えて来たようだ。

 そして、日本における最も「公」で有る事を大切にしなけらばならない人間が、トランプのお仲間の様である。

 

 

 

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