保守なのにリセット、リセットなのにアウフヘーベン

 元々この国の改革(「リベラル」)と保守の位置づけにはおかしなものがあった。

 戦後民主主義の根幹を成す現行憲法を保守しようとする勢力を「リベラル」と呼ぶ。即ち、堅固な平和主義、累進課税による所得の再分配強化、社会的基本権の導入により高度な福祉社会を目指す、自由と平和に根差した教育を守る。それもこれも憲法を保守する考え方である。

 一方、希望の党は、今まで積み上げてきたものをリセットして、それでも保守であると主張する。・・・どういうことか?それは、本当の保守では無く、右旋回ではないか?

 更に、このリセット右旋回の希望の党に合流しよとする前原は・・・

(ハフィントンより引用)
 
報道陣からは「実質的な解党的な合流では」と問われると、前原氏は「いろいろな方々がおられますが、小池さんのおっしゃるアウフヘーベンだ。止揚だと思っています」と述べ、解党ではないという見方を示した。

 小池知事が多用するドイツ語「アウフヘーベン」という語を用いたことからも、小池知事との親和性をアピールした格好だ。

・・・・・以上引用

と、「合流」の正当化を図る。

 元々民進党には、憲法の理念を保守しようとするカッコつきの「リベラル」が含まれており、2年前の違憲な戦争法案反対の中心的な役割を担った勢力が存在する。

 しかし、その存在に対して小池は、これこそリセットの対象として参加を拒む。反対意見を門前払いするリセット・・・、これをアウフヘーベンと呼べるのか?

 日本語が不自由なのに、無理をして外来語を使おうとすると矛盾が生じる。

 少なくとも、対話より圧力と言う二大勢力などゴメンだ。
 【武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。】(憲法9条より)
 この憲法が持つ法の精神が理解できないものに政治は任せられない。

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