映画「ブレードランナー2049」

 
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人は何処から来て何処へ行くか?お前は何者か?正統派SFのテーマはここに極まる。

 人為的に寿命を短く設定されたアンドロイド(レプリカント)が反乱を起こす。そのレプリカントを狩る側のブレードランナー=デカード(ハリソン・フォード)は、一風変わった美しいレプリカントを愛するようになる。

 そのレイチェルと言う名のレプリカントは何かが違う・・・。

 人格は経験や環境の中で積み上げられた、謂わば記憶の集積に寄って出来上がる。レイチェルは、そのレプリカントの開発者の姪の記憶が埋め込まれているという。だったら、レイチェルはその姪のレプリカか?・・・しかし、そうでは無い。記憶が埋め込まれて以降の経験や出会った人からの影響により、新たな人格は個性を持って形成される。

 それならば、レプリカントは既に人間ではないか?

 アンドロイドとは何か?を通して「人間とは何か?」を問う・・・、これが前作であった。

 新作はそこから30年後・・・、一時はレプリカントが禁止された時も有ったが、今また新たに進化したレプリカントの時代を迎えている。そして、ここで30年前の問題が噴出する。

 今作では監督が代わっているが、前作の持つ「デストピア」的世界観はそのままに、当然のことながら新たな視聴覚技術の発展により、画面はブラッシュアップされている。

 前作をご覧になっていない方は勿論、前作のファンの方も、もう一度前作をDVDで見直してからの視聴をお勧めしたい。更に、埋め込んだYouTube・・・、今作の前日譚も視聴をお勧めしたい。

 SFの世界に新境地を切り開いたブレードランナーの続編は、しっかりとその系譜を受け継いだ秀作と言えよう。

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